幻想
水
手のひらですくってみても
いずれはこぼれ落ちてしまう
心
捕らえることは易しいけれど
とどめ続けることは…
例えば
閉じ込めればあの小鳥のように
いつか息絶えてしまうかもしれない
自由を与えるなら
もうこの手には残らない
気が付けば
思い出という名の羽だけが散らばっていた
かなり前にネットで見かけたものです。
決して明るい詩ではないと思うのですが、妙に心に残りました。
今となっては、詩があったサイトもなくなりどんな人が作ったのかさえわかりません。
(作られた方、勝手に使ってすみません・・・)
by snow | by snowwhite_mist | 2006-04-07 18:52 | monochrome